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演劇集団土くれ

Author:演劇集団土くれ
1967年,国税の職場の文化祭にて、芝居をつくり参加したことをきっかけに結成されました。その後、劇団というかたちで活動し、50年がたちました。

今はいろいろな職場の人たちも加わり、アマチュアながらも年に一回の公演をコンスタンスにこなし、「麻布演劇市」を中心に、職場と地域に根ざした活動を展開しています。

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平日稽古ラストです!

今日で9月も終わり、いよいよ明日から10月です。
来週の今頃には本番中です。

昨日は平日最後の稽古でした。

照明の米澤ゆきさんに来ていただき、舞台監督の本川さんと
演出の石塚さんと念密な打ち合わせをしております。

左は演出の石塚さん、中央が照明の米澤さん、右は舞台監督の本川さん。

P1001501.jpg

昨日の稽古も重要となるシーンを何度も繰り返していきました。
不思議なもので1人の演技が変わることでその人にかかわる
役者の演技も変わっていきます。

波のように広がっていく演技っていうのかな。
うまく言えないですけど見ていて感動しました。

これってなかなか重要ですよね。
気持ちを受け取り、気持ちで返す。
とても大切なことです。
私が実際できるかって言われたらできる自信ないです。(汗)

今回はめずらしいアングルをとってみました。
タイトル:「演出と役者」

2011092920090000.jpg

芝居の稽古って言っても実際どんな感じでやっているのか
まったく想像つかないって方もいると思うのでそういう方に
お届けしたくて撮ってみました。

演出の机が前にあって、その前で役者が演技するのですが、
演出は役者の演技を見ながらノートにチェックしていきます。

一通り演技が終わると「ダメだし」という演出がチェックした部分を
役者に伝えていきます。
それを踏まえて、再度繰り返し稽古していくわけです。

前回のブログで朝子さんが書いたとおり、役者も自由に動けるようになってきて、
1回の稽古でまた一味も違うシーンが生まれたりしています。

明日はいよいよ週末ラスト稽古。
観に来て下さった方が有意義な時間を過ごせるように土くれメンバー
ラストスパートかけて頑張っていきます。
どうぞ劇場で「見果てぬ夢」をご覧ください。

以上おぎやでした。

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連日の稽古

連日の稽古

最初から最期までを通しての稽古
何度も何度も通して行ったためか、
仕上がりが安定してきました。

役者も安定した事で、いい意味で役を遊びはじめ、
ご来場頂くお客様に楽しんで頂ける、ナイスな仕上がりになってきております



連日の稽古続きにの疲れも何のその
疲れても毎回帰りにみんな飲んであ~だこ~だと芝居の話をしてしまうのは何故なのでしょう


朝子

4連日

土くれの稽古も大詰め。
今週は木曜日の夜稽古から日曜日まで、怒涛の4日連続稽古です
基本的に平日木曜日と週末の土日が稽古日である土くれには、4日連続稽古というのはなかなかないもの。
いや~、劇団員一同、体力が持ちますことやら・・・

木曜日は照明さん・音響さん・音楽さん揃っての稽古となり、なんだかちょっと緊張
仕事終わりで駆けつけた役者たちが、稽古場に着くと同時に通し稽古開始という、ちょっと大変な通し稽古でした。
仕事モードの頭から、芝居モードにするにはなかなか難しかったのか、
残念ながらあまりイイ出来あがりにはならず・・・ムムム

失敗は今のうちにしておくに限ります


金曜日は昼から稽古で通し稽古も行いましたが、前日の反省を活かした出来に変化
ちょっとの気の緩みが、芝居に大きく影響することをあらためて実感しました。


さて、何度かにわたってお送りしてきました役者紹介。
今回は番外編ということで、演出助手・エキストラ・ブログ担当など、
色々な面で「見果てぬ夢」に参加協力している荻谷恵さんをご紹介します
ブログ記事を書いてくれているので、名前はご存じかもしれませんが、写真は初かな




今年の4月に入団したニューフェイス
稽古では演出助手として大活躍をしてくれています。

まず一番はプロンプ。
役者がセリフを忘れた際に、セリフを教えてあげる役目です。
台本と役者の両方を常に見ていなければならないので大変なんです。
役者一同、何度助けられたことか・・・

それから役者が足りない時は代役。
女性役はほとんど1度はやってもらったんじゃないでしょうか。

そして最近は音響代理。
音響さんが稽古に来られない際、代わりに音を流してくれています。
今回、BGMの他にナレーションを流さなければならない部分があるのですが、
CDラジカセとデジタルオーディオプレイヤーの2つを慌ただしく操作してくれています。


色々と助けてもらい頼らせてもらい、荻ちゃんが稽古休みの時は、
誰もプロンプしなかったりして、いつも甘えていることに気づかされます

そんな荻ちゃんですが、「見果てぬ夢」の中でエキストラとして出演します。
どこで出てくるか、みなさんお見逃しのないように


コヌマ

音声収録

こんばんは。

台風によって各地で暴風雨が吹き荒れ交通などが混乱していますが、
皆様ケガなどなくご無事でいらっしゃいますでしょうか。
当劇団員も一時帰宅困難な者が何名か発生しました。
無事帰路に着けたかなぁ…心配です。


さてこんな折に稽古の話をするのも少々心苦しいのですが、
連休に行われた稽古の模様を少しご紹介致します。

日曜の稽古では、音響・廣瀬さんのご協力のもと、
本番で使用されるナレーションとアナウンスを収録しました。

大ざっぱに言うと、パソコンにマイクを付けて収録するのですが、
さすがハイテク機器です。
再生だけでなくその場で編集までできてしまうのですよ。すごいです。
何テイクか試みて、一番よいものを選ぶことで、
クオリティの高いものが収録できました。
廣瀬さん、橋本さん、荻谷さん、お疲れ様でした。

写真は収録中の橋本さんです。
途中で噛んでしまった箇所があり、その部分が繰り返し再生されてしまったため、
爆笑が巻き起こりました。さすがは橋本さん、"持って"ますね!笑
1.jpg


さて、話は変わりますが、
パンフレットの原稿が完成し、今朝方、入稿が完了しました。
このパンフレットは当日ご来場の方にお配りするもので、
出演者のコメントなどが掲載されています。

今年の作成は僕が担当でした。
変なミスをしてないかとか、皆様に気に入ってもらえるかとか、
完成しても心配はいろいろ消えませんが、
なんとか入稿できたので、ひとまずほっとしました。
刷り上がりが楽しみです。
皆様も楽しみにしていて下さいね。


さあ、明日からは4日連続で稽古です!
本番まで残りわずか。いよいよ追い込みです!
台風に負けず頑張ります!!

ウエムラ

日々進化!!

こんばんは。演出助手のおぎやです。
連日の投稿失礼します。

今日平日は稽古日でした。
今日の稽古は事前にやるシーンが決まっていたので、
稽古場には7人といつもより少ない人数で
いつもと違う雰囲気でした。

あと3週間ともなると役者も雰囲気が変わってきます。
つい先日までとは違う、なんというか地に足がついた雰囲気に
なってきてます。

演出の石塚さんが事細かに演出をつけていき、
何度も同じところを繰り返していくうちにシーンの中で
今まで見えなかった役者の新たな感情の動きがあったりして、
それを目の前で見て感動しました。

話はそれますが今日稽古前に台本を読み返してみたんです。
この作品って素敵な言葉が宝物みたいにちりばめれていて
改めていいなと思いました。

1人1人におかれている状況によって、それぞれの登場人物の言葉が
身に染みてくると思います。

全体を通してみたときに、また新たな見え方感じ方があるのではと
今からワクワクしています。

ここで役者紹介!
◆宗政りつ役◆山崎和子さん
P1001457.jpg

今回はこの作品で重要な役割を担っている、
素敵な不思議なおばあちゃんを演じてます。
山崎さんは劇団内では山ちゃんと呼ばれています。
山ちゃんが演じる宗政りつが物語の中ではある人に
勇気を与え、それが連鎖していき、やがて大きな
うねりとなって物語が進んでいきます。

今日の稽古の1枚。
左は西岡京子役の奥山さん。
P1001456.jpg

上手く言えませんがとにかく劇場で生を見ていただきたいです!
土くれ役者陣も進化しながら日々稽古に励んでおります。
そんな「見果てぬ夢」どうぞよろしくお願いします。

以上おぎやでした。

ホームページ更新

こんばんわ。土くれのホームページ管理しているコヌマです。

今年もホームページのトップをアレンジしてみました。
Flashなんぞ使ってみて。

今年はあんまり稽古写真を撮れていなかったのですが、なんとか編集。
演出助手の荻谷さんが、プロンプの合間にすかさずシャッターを切ってくれました。

よかったら、ちょっと覗いてみてください!

↓↓↓
土くれホームページへ

舞台装置づくり!

ずいぶん日にちが経ってしまいましたが、先日の土日も
土くれメンバーはフル活動しておりました。

土曜日はお台場区民センターで稽古。
久々のお台場にテンションあがってしまった私は、
メンバーの方々に稽古前より早く来てお台場を見学しているのでは?
と思われたようです。
でも結局は稽古後1人で夜のお台場を堪能してきましたよ。

あっ!!話がそれてしまってすみません。

そして日曜日には舞台監督の本川さんの指示の元、
メンバーで舞台装置つくりをしました。

まずはコンテナからパネル出しの作業。
高さがあるところからパネルを受け取るので結構大変。
こういう時はやはり男性の力に助けられます。
P1001429.jpg

そして作業開始前に本川さんからの説明を受ける。
P1001425.jpg

今回も前回の舞台装置と同様、大きく3グループに分かれての作業。
女性陣はパネルに今回の舞台となる病院のコンクリートのクロスを貼っていく作業。
これがコツをつかむまでが難しいのです。
空気を入れないように、そしてパネル左右前後からずれないように何度も何度も
確認しながらクロスを貼っていきます。

こちらがパネルの一部。遠くから見ると立派なコンクリートです。
P1001428.jpg

作業は3時半ごろに終了。そしてそのまま近くの銭湯に直行!!
9月といえども天気に恵まれ、湿度も高かったせいか汗だく。
だから近くに銭湯があるなんて本当にありがたいです。

銭湯からあがり、すっきりしたら、土くれ恒例飲み会です!
皆さん体を動かした後のビールというだけあって、おいしそうに飲んでます。
飲んで、食べて、話して・・・っと何時間経過しようがテンション変わらず
パワフルなメンバー。
P1001430.jpg

きっと公演後の打ち上げもすごいんだろうなぁ。と今のうちから想像してします。
うん。楽しみにしています!!

というわけでおぎやがお届けしました。

台湾大学より

先日、台湾大学より土くれ宛てに小包が届きました

なぜ土くれが台湾大学とつながりがあるかと言うと、今年の2月初め頃のこと。
台湾大学の日本語文学科教員の方から、土くれ宛てに1通のメールが届きました

台湾大学の日本語文学科では、毎年、学生の3年生が中心になり、
日本語劇を上演するのが伝統のようになっているとのこと。
今年で15回目になり、大学4年間の一番の行事として位置づけられているほどのよう。

で、今年の上演作品に決まったのが井上ひさしさんの作品「花よりタンゴ」
土くれでも2006年に上演している作品です。

学生さんたちは一生懸命練習しているようなんですが、台湾の学生さんにとっては台詞のタイミングや動作など、
なかなかわからない部分も多いようで、参考に出来る映像作品を探していたようなんです。
そこで土くれのホームページと出会ったようで、DVDに映しているものがあれば、
参考に見せてもらうことは出来ないか?という依頼でした。


もちろん二つ返事でOK!
海の向こうで日本語を勉強するために頑張っている若者たちに、
僕たち素人劇団が出来ることがあるのであれば、喜んで協力したいとDVDを送りました。



その後3ヶ月の稽古を重ね、5月29日に本番を無事に終えたようなんです。
小包には、その公演チケットとパンフレットと、お菓子の月餅が入っていました。




パンフレットには、「東京の演劇集団土くれ」への感謝の言葉も書かれていました


こんなこともあるんですね

地道に芝居作りを続けてきた土くれが、遠い海の向こうの若者たちに、
多少なりとも何かしらの手助けが出来た。

そんなステキな縁に感謝しつつ、
台湾大学の学生さん達のこれからを応援し、
自分たちの芝居作りをより深めていきたいなぁと思いました。

またどこかで、袖すり合うことがあるかも


コヌマ

ラスト1か月きりました。

昨日は平日稽古でした。

私がついたころにはもう稽古が始まっており、
先月までの平日稽古の雰囲気とは違って
いよいよ本番へ向けてシフトチェンジしている
雰囲気です。

昨日はこの作品でとても重要な役どころを担っている
山崎さんの集中稽古と言っても過言ではありませんでした。

あれだけの大先輩の稽古中の姿勢は見ていてとても勉強に
なります。

「はい。」
「わかりました。」

他の役者さんもそうですが、演出の指示に一つ一つ返事をしていきます。
当たり前のようでとても大切なことなんですよね。

演出との信頼関係がすごく垣間見えるし、とても勉強になりました。
というわけで今日の稽古風景。

左が入院患者西岡さんの奥さんでもあり、妊婦役でもある奥山さん
右が宗政さん役の山崎さん
2011090823070000.jpg

左が入院患者西岡さん役の橋本さん
securedownload.jpg

ここのラストの部分でこの宗政さんの不思議度が一気に
増すシーンでもあります。
とてもかわいらしくて、だけど不思議で・・・
とにかく劇場でこの雰囲気を味わって欲しいです。


さてここで毎回恒例の役者紹介
土くれ女優の庄司雅子さん!
劇団内ではマーちゃんと呼ばれています。

P1001396.jpg


今回の見果てぬ夢では相場病院!?の看護師長:武役で登場します。
前回の記事で役者紹介された植村さん(劇団内ではイチくんと呼ばれてます)
演じる若手青年医師:進藤を暖かく時に厳しく見守る看護師長役。
このお二人のコンビが最高なんです。

2011091017270000.jpg


イチくんがとっても味のあるお芝居をするのですが、
毎回見ている側も笑いをこらえるのを必死です。
それくらい未知にあふれた芝居をする彼を広い心で
「ガシっ!!」と受け止めるのが
武師長演じるマーちゃんなんです。
包容力半端ないです!そして役にとらわれず演じることのできる
イチくんもすごいです。
毎回この2人を見て本当にすごいなぁ。と感心します。

そんな見どころ満載の「見果てぬ夢」も本番まで1か月を切りました。
出演者スタッフ一同ラストスパートに向かってがんばっていきます。
「見果てぬ夢」をどうぞよろしくお願いします!!

以上おぎやでした。

2011.9.4

先日の稽古は…
郷田役の安原さんがお休み
何故なら、職場の定年のお祝いの会だったそうです。

土くれは元は税務署の方の組合活動からできた劇団だそうで、
なので、古株のおじ様達はお役所系のお仕事。
今回で60回公演になるわけですが、
職についてから定年まで
ずっと、お仕事と共に土くれがあったわけで…

先輩の劇団員に以前言われた事があります。

『集団を維持し続けるには、努力が必要なんだよ。
誰かがこぼれない様に、みんなの事を考えてやってきたから、
土くれが長くやってこれたんだよ。』って

長い間それをしてきた土くれの先輩たちには
本当に頭が上がりません。
入りたての頃は、アタシだって劇団員だぞ!と
おじ様達に食ってかかってましたが(笑)
その結びつきとか、信頼が、いかに長い間で培われてきたかを身体で感じてしまうと
ははぁ~とお殿様相手のごとく、ひれ伏してしまう小林です。(お前嘘つくなとおじ様達に言われそうですが…


さて
稽古状況は…と言いますと

音響さんと、音楽の上田先生も来て下さって
去年の芝居で安原さんの息子役を演じた相場さんが、安原さんの代役をやっての通しでした。

実は…
今回お話は病院のお話なのですが、劇団内裏設定で
その病院名が相場病院
そう…相場さんは病院医院長

本番劇中にもチラッと医院長が通りますので是非チェックを!
  


さてさて

役者紹介

今回は 植村啓市

土くれ期待の新人であります!
前回の芝居では、一言二言で最後の美味しい所を全てかっさらうという、役者として憎らしい役でしたが、
今回は最初から出ずっぱりの「進藤正孝」という新人医師の役に!!

以前
植村様が、小林を紹介してくれた時に書いていましたが
私のお兄ちゃんになんか似ています
…そう、その草食な感じがっ…

土くれの数少ない私より年下の劇団員

代役の時に無駄にイキイキしすぎる傾向あり



彼自身は、とても真面目な役者さんです。
真面目にやっているにもかかわらず、どうしようもなく爆笑王
動き一つで、台詞一つで、稽古場での笑いをかっさらいます。

そして
新人にも関わらず、心に我慢がある芝居をする草食系役者

なんてぇヤツだウエムラァ!




朝子










花火鳴る日に

本日の稽古は、赤坂。
向かいの神社でお祭りなのか、花火の音がしていました。
折しも台風の忍び足、雷かと思った稽古場でした。

1景と6景を稽古しました。
芝居の最初と最後ですね。
どちらもとても重要な場面だなぁと思いました。

1景は、当然、話の導入部なので、ここでお客さんを物語のセカイに引き込めるかどうかが決まって来ます。
6景は、それまで積み重ねて来た様々なエピソードが、ボレロのように一つの感情へと収まっていけるかどうか。

役者の発する台詞の微妙なテンポや音の高低によって、全然印象が違って来ます。
脇で聴いていて、とても勉強になりました。

悲しい場面の時、当然人間としては悲しい気持ちになるのだけれど、役者はそういう気持ちになりつつ、自分ではなく、お客さんが悲しくなってくれるように演じなければなりません。
だから、悲しい台詞は悲しく言っちゃ伝わらないんですね。
お客さんに様々な感情を湧き起こさせられる役者。
ああ、理想だなぁ。

今年は、お休みしてますけど、無性に台詞を言ってみたくなった、たきざわでした。

たき

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