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演劇集団土くれ

Author:演劇集団土くれ
1967年,国税の職場の文化祭にて、芝居をつくり参加したことをきっかけに結成されました。その後、劇団というかたちで活動し、50年がたちました。

今はいろいろな職場の人たちも加わり、アマチュアながらも年に一回の公演をコンスタンスにこなし、「麻布演劇市」を中心に、職場と地域に根ざした活動を展開しています。

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演劇フェスティバルin福島!

2014.8.29~30

稽古日誌番外編。
福島に来ています!

なぜかというと、全日本演劇フェスティバルin福島に来ているからです!

福島に来ました!

会場の福島テルサには150人ほどの参加者が集まり、会議や講演会をしたり、そして芝居ももちろんあります。

金曜日、石塚さんは先に現地に入って総会に参加、そのあとは引き続き講演会にも参加したそうです。

その後、三平さん、朝子さん、橋本さん、私の4人が合流し、『貧乏物語』を観劇。

貧乏物語は、稽古時間のない中で作り上げた苦労が観てわかる芝居でした。井上ひさし作品ということで大変な芝居でしたが、さすが選りすぐりの役者さんたちでした。

そして夜は宿舎に移動しての交流会。
青少年会館とのことで門限やら何やら決まりごとがあって時間制限一杯まで交流を楽しみ、お風呂に入ってすぐ就寝…。
…なんてことはなく(笑)、大広間に集まってまた飲んで騒いで議論して…の楽しい夜となりました。

次の日、眠い目を擦りながらふたたび福島テルサの会場へ。
始まるまでまだ時間があったので、福島の牛乳を飲んだり近くの神社やら公園やら散策したりしました。

土曜日は地元の高校生によるお芝居『ばらあら、ばらあ』。
ダンスありお笑いありのとてもフレッシュな舞台でした。
舞台上の楽しそうな高校生を観て、私ももっと早くに演劇に出会っていたら…と思ってしまいました。

終演後、挨拶の高校生

お昼をはさんで午後の部は『天満のとらやん』。
なんと特別に福島バージョンでのお届けだそうです。
とらやんがテンポよくいろんなところへ出没する様は、とても愉快で賑やかしく面白かったです。

残念なことに、閉会式まで参加する三平さんを除く4人はここで明日の稽古のために東京へ帰ることに。

4人が観れなかったフェスティバルの最後は『空の村号』。
リーディングのお芝居です。以前関東ブロックの春のつどいで観ましたが、その時とキャストも変わっていました。
最後まで参加する三平さんにあとで感想を聞いてみようと思います。

はじめてのフェスティバル参加でしたが、お芝居をたくさん観ることができてとても勉強になりました。
福島で得たものとおみやげを東京に持ち帰り、明日の稽古からまた頑張ります!

あ、おみやげは『ままどおる』ですよ~!

まな

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5景、苦戦してます!

2014.8.28

麻布にて。木曜稽古です。

今日もお休みの方が数名。できるところが限られてくるから、今日は3景、4景あたりをやるのかなぁ~と思っていたところ、演出が『今日は5景』と一言。

えっ…5景…?今日もプロンプするつもりで来てましたが!?

と焦りつつ、慌てて小道具類と心の準備。
だいぶ焦ってしまったので、自分がブログ担当だったことも忘れて写真を撮るのを忘れてしまいました(笑)

桂さんも含めみんな台本を離しての稽古となり、本格的に演出のダメ出しが入ります。

言葉の言い回し、語尾の上げ下げ、早さなど、細かいところまで演出が入ります。

演出されることに慣れてない私なんかはビクビクしながらセリフを言うので、演出からすぐに指摘が入ります。
やはり演出から指導が入ると気が引き締まって、芝居にもより集中。

久しぶりに5景を何度か繰り返しの稽古。最後まで通して動きもセリフも身体に染み込ませていかないとやっぱり覚えられません。

日曜日は舞台監督も来る予定なので、最初から最後まで通すかもしれません。
いよいよ8月も終わるので、夏休み気分から抜け出さないといけませんね!

まな

装置作り

さあ、本日は炎天下での装置作りです!!
その様子を覗いてみましょう。

まず到着したらすぐに草刈り。そして作業できるように日陰をつくっていきました。
暑くて作業の前から疲れてしまうこの作業ですが、先日四人の人が下見に来て草も刈ってくれていたので、早くこの作業を終えることができました!!ありがとうございました(*^ー^)ノ♪

そうこうしている間に、電車遅延などで遅れていた人達も合流し、本格的に装置作りがスタートしました!!
今年は、壁紙をはるチームが2つ。色を塗り、足りない物をノコギリで切っていくチームが1つ。と計3チームに分かれて開始しました。

ここからは、そんな各チームをご紹介したいと思います(^-^)v
1,壁紙貼りpart1
moblog_ae00fc50.jpg
ここは去年と同じ(?)白い壁紙をはっていました。
それを見て、昨年の作業と舞台の雰囲気を作り出していた姿が思い出されました。私達がつくっているものが舞台上で輝く日が待ち遠しいです♪

2,壁紙貼りpart2
moblog_bb1ad149.jpg職人川村さん
ここは通称「芸術班」。チーフであり職人である舞台監督助手の川村さんの指導のもと作業が進められていきました。
「あと5ミリ下」などという細かい指示も沢山とんでいました。
そんな指示のもとつくっていたのは、庭の外の桜の木です。近くで見たら大きなドットがならんでいる絵が客席から見たらきっと立派な桜並木にみえるのでしょうね。楽しみです

3,色塗り、ノコギリ
moblog_e7133282.jpg
ここは私が作業していたところから離れていて何をしていたのかよく見えなかったのですが…最後のほうで1枚パシャリ。笑顔で顔をあげてくれた植村さんです(^○^)
壁紙貼りでの力仕事なども手伝ってくれました!!

作業も終わりに近づき、出来上がった木達をラップでぐるぐる巻いていく作業があり、私もしたのですが…これが意外と難しい(^-^;思うようになかなかラップが切れないんです。
でも、経験豊富な薫さんや滝沢さんに細かい指導をしてもらって、やっとうまく切れた時は、すっごく気持ち良かったです♪



作業がスムーズに進んだのと例年よりもつくる物が少なかったために3時頃に全て終えることができました!!
炎天下だったけど昨年までより風も雲もあったから少し作業しやすかったね~と言う声もちらほら聞こえました。来年もこの位、出来ればもう少し、涼しく作業ができますように…。

その後汗を流しにおふろへ行きました。
そこで驚いたことが1つ。着替えの服がホカロンのようにポカポカになっていました!!
少し涼しく作業ができたと思っていたのに…夏の暑さ恐るべし!ですね(笑)

待ちに待ったご飯を食べに行ったのが4時位。まだ外も明るいなか焼き肉屋に到着。
moblog_cb7092f9.jpg稲野さん、滝沢さん、朝子さん。                 
 お肉へズーム。とっても美味しかったです(*^_^*)
moblog_cd495921.jpg

地震があったり、障子が倒れたり、焼き肉のお肉から炎がでてきたりしたけど、それに負けないくらいパワフルに盛り上がりました(^∇^)/

遠いところからわざわざ来てくれた、朝子さん、植村さん。お手伝いに来てくださった方々。ありがとうございました!!


村田

不思議な階段

2014.8.21

木曜日、赤坂での稽古です。

今日は何かといろいろあって急な欠席者も多く、人数も揃いませんでした。

とりあえず、稽古の前に事務局などからの報告と話し合いから始まりました。

昨日の麻布商店街への広報活動やDM発送作業についての報告や今度の日曜日の装置作りについてなどなどの報告と説明。

装置作りについての説明で図面が配られたとき、何人かの劇団員から『ん?』『これは何?』などと声があがりました。

図面をよーくみると…そこには謎の階段?が。

しかしその場所は施設の運営上、階段は置けない場所とのこと。
舞台監督にも事前に知らせてあったはずなのに~ということになり、図面はもう一度舞台監督に確認してもらうことになりました。

そんな話をしているうちに、7時をとっくに過ぎてしまい、事務局長が『さぁ、稽古ですよ~!』と声をかけるものの、演出は乗り気じゃないのかまったく動かず…(笑)

人数も少ないし、やれるところといったら木曜おなじみの1景だけしかないので、今日はこれにて解散ということになりました。

そして稽古後の飲みも人数少なく、何と4人だけ。
その分いろんな話しができたので、飲みの場に参加した私は収穫も多かったです。

演出に役について聞いたところ、細かく話してくださりアドバイスをいただきました。
まさかの飲み屋で演出(笑)、でもとても大事なことでした。

本番が近づくにつれ、それぞれ個々で悩みも思うところも多くなってきます。

お盆休みも終わり、装置作りが終わると本番に向けて稽古もより厳しくなってくるとのこと。

素敵なお芝居になるよう、頑張りますよ~!!


まな

後半戦開始!

2014.8.17

10日間の稽古休みを終えて、後半戦の稽古が始まりました。



久しぶりの稽古ということで、途中でセリフが出てこなくなってしまったり、変なセリフを言ったりする人、続出!

一番印象的だったのは、「お母様」というセリフでの、川村さんのハプニング。
「お母様」というところを、
「母上!」と…。
急に時代劇のようになってました

そんな僕も途中で次のセリフがわからなくなり、異様に長い間が…。
休みの間も台本を読んだりしていたのですが、やはりどこか緩んでしまっていたのでしょうね。

気持ちでは頑張ろうと思って参加した稽古だったのですが、ぜーんぜん思うようにはいかず、もう落ち込みまくり。
大丈夫かなぁ、ホントにこの役になれるかなぁと不安いっぱいな帰り道でした。

とは言っても、あと残り1カ月半となった稽古期間。
1カ月半といっても、僕たちは週末稽古が主なので、回数にするとものすごく少ない時間しか残されていません。

落ち込みつつも、それを糧にして、次の稽古に活かしていかなきゃです。
本番で、みなさんにいい舞台をお届けできますように!


コヌマ


前半終了!

2014.8.7

こんばんは。コヌマです。

この前の木曜で、稽古も夏休みとなり、少し間があきます。
今年は作品決定は早かったものの、いくつかのハプニングがあり、先日、三平さんが無事に復帰してくれたことで、やっと安心して稽古が進められるかなというところ。
夏休みで少し気持ちを落ち着けて台本を読み込んで、休み明けの稽古に向けてのそれぞれの準備期間という感じですね。

今回、色々あって稽古が遅れている感じがあるんで、休み明けの稽古後半戦は気合い入れて作りあげていかなきゃと気持ちを新たにしているところです。


さて、制作の仕事のほうもただ今、順調に進んでいるところです。

チラシ、ポスター、チケットが完成いたしました!!




桜のピンクと空の青がキレイにマッチしてるでしょ?(*^o^*)

これから順次、みなさんのお手元に届けていきますのでお待ちください。
土くれのホームページには一足早く、PDFで見られるようになっていますので、良かったらご覧ください!

近日中にホームページからのご予約も承れるようにしますね!


笑いあり、涙ありの、とっても面白い芝居なので、今からスケジュールを空けて見に来てくださいね!


コヌマ



早くも復活!!


2014.8.2

今日の稽古は赤坂でした。

稽古場セッテイングをしていると、緊急入院していた団員がいつものように普通に入ってきました!!
無事に退院し、お盆明けまで療養予定だったのに入院生活にも飽きていたとのこと…家にもじっとしていられないのか、ありがたいことに早速稽古に参加してくださいました。

さて、無事に復活ということで、1景からいつものように稽古がはじまりました。

桂さん、若いなぁ・・・

8月に入ったから、みんな台本を放して…いる人といない人もいましたね…。

でもさすが、ほとんどの団員が2回目の『煙が目にしみる』。
台本を持っていてもしっかり覚えているので、台本を見ながらやる人はいません。
台本はただの御守り代わりのようです。

そして今日ははじめて5景を通してやりました。
ただ、お兄ちゃんが代役だったのが残念。
5景の後半は野々村家の家族のとてもいい場面です。
これから稽古を重ねて作り上げるのがとても楽しみ!

そして一番のキーポイントとなる役どころの『野々村 桂』さん。
桂さん役の高田さんがなかなかいい味出していて、これもまたどんな風に仕上がっていくのか楽しみのひとつです。

とにかくこの舞台は個性的な役が多いですが、なんと配役に合った役者がみんな揃いました!

お盆明けには、無事にやっと全員集合出来そうです。
でも、お盆の時期は稽古お休みだなんて…。
みんなに会いたくてホームシック(?)になりそうです…。
ナンチャッテ!!

まな

台本、卒業!!~そして役作り~


2014.7.31

木曜稽古です。

さてさて今日の稽古はどこをやるのやら?
今日は職場を出たのが早かったからもしかして一番乗り…?

そう思いながら稽古場のドアを開けると、すでにお二人まったりと座っていました。

まったり?それともお疲れ?

セッティングされたテーブルを見て、あれ?今日は人数も揃わないし立ち稽古じゃなくて本読みかな…?と思いながら待つこと数十分…。
なかなかみんな来ないなーと思っていたところに一人二人と集まり始めました。

ほぼそろったところで演出から
『今日はいつもと違うことをやります』との声。

私も含めて舞台経験のない人や経験少ない人のために舞台上でどのようにしたらよいか、みんなで話をしながら考える時間を設けてくださいました。

そういう時間ってとても大事ですが、劇団員の皆さんはほとんど経験も長くプロ並みに出来る方たちばかりなので、時間を裂いてしまって申し訳ないと思うと共に素晴らしい役者さんたちにお話が聞けるなんてスゴく嬉しい!と喜んでしまいました。

さぁ、みんなで考えよう!

『セリフの裏を読む』

セリフがあるところとないところの自分の居場所。
経験がないと自分のセリフが終わったら安心して、急にたましいが抜けたようになったり素に戻ったりしてしまいます。
しかし、舞台上ではセリフがあってもなくても与えられた役のままでいなければなりません。
かといってセリフがないから自分がどうすればいいかわからない…。

芝居初心者あるあるですよね。

足の位置、立ち姿、手の置き場所…。
普段だったら何も考えずに動かしてるはずなのに、いざセリフと動きを合わせると、身体が思うようにいかずスゴく不自然…。

あるある、あるある…。

みんな最初はそうですよね。
私も未だにそうです。何となくセリフを言ってるつもりになってるから変な前傾姿勢になっていたり不自然な感じに見えてしまう。

セリフの表も裏も読めるようになると、動きも自然になるしセリフにも感情がきちんと籠っていて見ている人に違和感を与えないようになるとのこと。

そもそもセリフの裏を読むって、どう言うこと?
経験不足だと、本当にそこからわからない。自分の想像力をフルに働かせて、相手の行動やセリフをきちんと聴いて、見て、汲み取って、その上でこの役だったらどういう気持ちになるだろう…どういう思いでどういう意味を持ってセリフを言ったり動いたりするのだろう…というのを自分自身で考え尽くして見出していく必要がありますよね。
だって、どれだけ演出を受けていても、演じるのは【自分】だから。

だからと言って、どうすればいいか…。
みんなそれぞれ自分はこうしてるとか、こうしたらいいんじゃないか?と意見を出してくれました。
それをヒントに、自分のやり方が見つかるように、初心者一同たくさんたくさん模索して考えて役に入り込めるように 頑張っていこうと思います!

あ、そう言えば7月いっぱいで台本を放すということでしたね。
8月になったから台本持って稽古する人は…いなくなる…はず?

…さて、次の稽古からどうなることやら??!
次回の稽古も楽しみです!!


まな


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