2022.12.18
こんにちは。劇団員の小沼です。
久しぶりの投稿になり、すみません。
さて、10/5のブログにて、「明日花」の再公演に向けて動く旨、ご報告いたしました。
その後、会場探し・下見をし、役者の日程調整をし、会場の契約直前までいったのですが、最終的に諸々の日程調整がつかず、再公演は泣く泣く断念することとなりました。
年内にできないか ⇒ 会場が空いてないので断念
1月~3月にできないか ⇒ 役者の都合がつかず断念
4月~5月にできないか ⇒ スタッフの都合がつかず断念
来年10月には、麻布演劇市での公演日程が決まっています。
これ以上、再公演の日程候補を延ばすのは、秋公演に支障が出てしまう為、残念ながら断念することにしました。
期待して待ってくれていたお客様には、大変申し訳ありません。
ということで、心機一転、来年の秋公演の作品探しです!
「明日花」を上演することも候補に置きつつ、上演作品をイチから探してみようということで、久しぶりに12月18日にみんなで集まりました。
この日は、代表の石塚さんが、ふたくちつよしさんの「静かな海へ-MINAMATA-」という作品を持ってきてくれました。
石塚さんの配役のもと、初見で読み合わせ。
水俣病を題材にしている作品なので、公害に関する難しい説明やらもありましたが、知らないことを知る機会にもなり、勉強にもなりました。
みんなが読み合わせをしているのを聞いていて、あらためて土くれの人たちって上手だなぁと思ってしまいました。
みんな台本は初見で、初めて読む物語なので先をしりません。
それなのに、セリフを読みながら、その役がどんな風な気持ちだろうかを瞬時に想像して読んでいます。
それがどれも違和感なく聞こえてくるので、ものすごい作業を瞬間的にやっているんだなぁと、あらためて思ってしまいました。
そんなことを思いながらいたら、稽古終わりの忘年会の席で、隣に座った劇団員からも同じような話が・・・。
同じように思ってたんだぁと、嬉しくもあり、面白かったです。
これから少しずつ作品を読み合わせて、上演作品を探していきます。
劇団員の年齢、性別、人数に合った作品探しというのは、なかなかに難しいものですが、お客様に喜んでもらえる芝居を作るためにも、とっても大きなことなので、頑張って探していきたいと思います。
今年はギリギリで上演できず、お客様にお会いできなかったですが、
本当に来年こそは、上演できるよう努めてまいりますので、
どうぞ変わらぬご支援をよろしくお願いします。
小沼
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