2014.7.31
木曜稽古です。
さてさて今日の稽古はどこをやるのやら?
今日は職場を出たのが早かったからもしかして一番乗り…?
そう思いながら稽古場のドアを開けると、すでにお二人まったりと座っていました。

セッティングされたテーブルを見て、あれ?今日は人数も揃わないし立ち稽古じゃなくて本読みかな…?と思いながら待つこと数十分…。
なかなかみんな来ないなーと思っていたところに一人二人と集まり始めました。
ほぼそろったところで演出から
『今日はいつもと違うことをやります』との声。
私も含めて舞台経験のない人や経験少ない人のために舞台上でどのようにしたらよいか、みんなで話をしながら考える時間を設けてくださいました。
そういう時間ってとても大事ですが、劇団員の皆さんはほとんど経験も長くプロ並みに出来る方たちばかりなので、時間を裂いてしまって申し訳ないと思うと共に素晴らしい役者さんたちにお話が聞けるなんてスゴく嬉しい!と喜んでしまいました。

『セリフの裏を読む』
セリフがあるところとないところの自分の居場所。
経験がないと自分のセリフが終わったら安心して、急にたましいが抜けたようになったり素に戻ったりしてしまいます。
しかし、舞台上ではセリフがあってもなくても与えられた役のままでいなければなりません。
かといってセリフがないから自分がどうすればいいかわからない…。
芝居初心者あるあるですよね。
足の位置、立ち姿、手の置き場所…。
普段だったら何も考えずに動かしてるはずなのに、いざセリフと動きを合わせると、身体が思うようにいかずスゴく不自然…。
あるある、あるある…。
みんな最初はそうですよね。
私も未だにそうです。何となくセリフを言ってるつもりになってるから変な前傾姿勢になっていたり不自然な感じに見えてしまう。
セリフの表も裏も読めるようになると、動きも自然になるしセリフにも感情がきちんと籠っていて見ている人に違和感を与えないようになるとのこと。
そもそもセリフの裏を読むって、どう言うこと?
経験不足だと、本当にそこからわからない。自分の想像力をフルに働かせて、相手の行動やセリフをきちんと聴いて、見て、汲み取って、その上でこの役だったらどういう気持ちになるだろう…どういう思いでどういう意味を持ってセリフを言ったり動いたりするのだろう…というのを自分自身で考え尽くして見出していく必要がありますよね。
だって、どれだけ演出を受けていても、演じるのは【自分】だから。
だからと言って、どうすればいいか…。
みんなそれぞれ自分はこうしてるとか、こうしたらいいんじゃないか?と意見を出してくれました。
それをヒントに、自分のやり方が見つかるように、初心者一同たくさんたくさん模索して考えて役に入り込めるように 頑張っていこうと思います!
あ、そう言えば7月いっぱいで台本を放すということでしたね。
8月になったから台本持って稽古する人は…いなくなる…はず?
…さて、次の稽古からどうなることやら??!
次回の稽古も楽しみです!!
まな
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