せっかくの50周年記念パーティー、劇団員の色んな視点からのご報告をということで、第2弾は真命ちゃんから~!
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『祝!創立50周年』 by 真命
2018.1.20
我らが土くれ、創立50周年を迎えました~(≧∇≦)♪
50年といえば、半世紀ですよ!
昭和、平成と年号もまたぎ、時代を感じさせますね。
土くれの歴史を繙くと、創立当時は学生運動や労働者運動が今よりもまだ活発な時代で、劇団員たちも生命力が漲っていて活力に満ちた若者たちで溢れていたと想像します。
事実、当時若者たちだった現在おじさんたちが、それはそれは今でも血気盛んに酒と議論を酌み交わしていて、きっとその当時と変わってないんだろうなぁ…と思い巡らせてしまう程、当時の姿が目に浮かびます(笑)
さて、創立50周年を記念して、ささやかながらパーティーを行いました~(≧∇≦)♪
オープニングダンスや歌や芝居の余興から数々のお祝いの挨拶や過去の写真上映など、盛りだくさんの数時間。

オープニングダンス♪
私はその中でも『若者たち』のほんの一場面の芝居に参加することに!!
歌と芝居の稽古初日、石塚さんが
『これからキャスティングしまーぁす』
と軽いノリで次々と指名していき、おじさまたちに混じって、なんとその中に私の名前も。
石塚さんが軽いノリだったから、はじめは私も台本読みの稽古みたいに仮でキャスティングされていると思っていましたが、どうやらそのまま決まってしまい、いろんな意味で心中穏やかではいられませんでした。
また、当時演じた『若者たち』キャストのままでやるつもりだったので、本当は三平さんの奥さまに出ていただく予定だったのこと。
なおのこと、これは余興だからと甘く考えてはいけない!!と稽古では変に真面目に気負ってしまいました。
そして私が個人的に一番心配していたのが、なんと石塚さん。
稽古ではセリフが出てこない出てこない…。つられて私もリハでセリフが出てきませんでした(笑)
しかし、本番では許せないくらいにセリフを出してきて腹が立ちますよね。…って、あ…つい心の声が…失礼。
その本番はと言うと…私個人的には本番が一番、良かった、です。
当時の『若者たち』のキャストである石塚さん、三平さん、しーちゃんと同じ舞台に立つことが出来てとても光栄なことだし、しかも石塚さんは今は【演出】という立場にいるため【役者】として同じ舞台に立つことはもう二度とないかもしれない…こんな貴重な共演に私は感激で心いっぱい溢れかえってました。

そんないろんな想いを巡らせながら、当時の『若者たち』の芝居を共に演じることができたのも、土くれが50年を迎えることが出来たから…。
オリエのセリフ『どうもありがとう…』は、ボンや兄ちゃんに向けてだけでなく、50周年を迎えることが出来た感謝を込めて、今まで土くれに関わってくださった全ての方へ向けた御礼の言葉でもありました。
パーティーでは、終始あたたかな空気が会場を纏っていて、本当に幸せな時間が流れていました。
全ての方に、土くれは守られてきたのですね。まだ入団して数年の私ですが、皆さんと同じ空間で50周年をお祝いしている喜びを心から感じていました。
土くれがこうして50年続けてこられたのも、皆々様に支えられ愛されてきたからこそ。
また51年目も頑張ろうと奮起出来るのも、お客様をはじめとした皆々様が土くれを支援してくださり公演を待ち望んでくれるからこそ…。
私たちは、そうした皆々様の力を元に、また一年、また一年と土くれの歴史を刻んでいけると信じています。
若手とは言えないかもしれない若手を中心に、これからも励んでまいります。今後とも変わらぬ土くれをどうぞよろしくお願いいたします。
最後になりましたが、パーティー当日音響や撮影だけでなく、ダンスの指導や準備に携わってくださりました奥山太一様には心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました!!
小林真命(まな)
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